かなめ
こういうトレーダーの多くは『自分の分析・トレードスキルに自信がない』『欲と恐怖にトレードが左右される』などの理由があるかと思います。トレードに対して消極的になっているけれど、どうにかして勝ちたいと模索中かもしれません。そこでおすすめなのが、自動売買トレードです。
今回はその自動売買について紹介していきます。
EA(自動売買)とは？
EAについて
EAとはエキスパートアドバイザー（Expert Advisor）という英語の略で、海外ではbot、日本では自動売買やEAと言われています。自動売買は、もはや現代の金融取引には主流になりつつあります。世界最大手投資銀行のゴールドマンサックスも金融取引の自動化を実現し、600人いたトレーダーをたった2人にまで減らしたと言われるほど、世界の金融市場は自動トレードに傾いてきています。
しかし、国内FX業者でカスタマイズしたEAを運用できるところは少ないというのが現状です。一方、海外FX業者はEAトレードも可能となっており、XMなどでも、もちろんEAが導入できます。
EAのメリット
EAの主なメリットは以下の4つです。
- トレードを全て自動で行ってくれる
- チャートを四六時中見る必要がない
- テクニカル分析もする必要がない
- 完全自動化なので感情に左右されない
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トレードは全自動
EAは、ロジックに基づいてシグナルを発信し、エントリー/決済をするというようにプログラムされています。個別に注文を出さなくても全て全自動でトレードします。例えば、ドル円の移動平均線がゴールデンクロスしたときに買いのエントリーなどシンプルな注文から、複雑なシグナルを指定して注文させることも可能です。
チャートを監視しなくてもよい
もともと、「こういう場面のときに注文をする」という命令をプログラミングしているため、裁量トレードをしているときみたいに自分のエントリールールがくるまでずっとチャートを見る必要は全くなくなります。勝てるEAなら、もはや全くチャートを見なくても、ほったらかしで勝ってくれることもあります。
テクニカル分析も必要ない
あらかじめEAにどういうときにエントリーをして、どの状況でイグジットするかという条件を指定しているので、テクニカル分析をする必要はありません。
感情に左右されない
EAの最大の魅力はなんと言っても感情に左右されないという点ですね。トレードするときに、どうしても邪魔になるのがこの感情。『もう少し我慢すれば利益出せたのに』『損切りここでしないとやばいかも・・・』など感情によって負けてしまうトレーダーにとっては、ロボットのようにひたすら命令されたことだけを実行してくれるEAは心強いと思います。損切りや利確なども自動でやってくれるので、非常に便利です。
かなめ
そういうトレーダーのために、プロのトレーダーが作成した様々な種類のEAをインターネット上で入手できます。国内EAサイトではGogoJungleなどが有名ですね。有料でEAなどが販売されており、中にはすごいパフォーマンスを出しているEAもあります。
しかし、EAの本場はやはり海外！EAについてのサイトも海外の方が圧倒的に多いです。実際どのEAが良いパフォーマンスを出しているのか気になりますよね。
EAのデメリット
- ファンダメンタルの変化に対応できない
- 勝てるEAを見つけるのが難しい
ファンダメンタルの変化に対応できない
基本的に、EAはテクニカル分析などであるパターンのサインが出てきたときにトレードをする！というアルゴリズムになっているため、雇用統計のような経済指標発表があってボラティリティがグッと上昇したとき、EAが反応してしまう場合があります。そういう場合に備えて、重要な経済指標が予定されているときにはEAをOFFにしておく必要があります。
勝てるEAを見つけるのが難しい
ネットでEAを探せばいくらでも見つかると思いますが、勝てるEAを見つけるのは本当に難しいです。自作していないEAで勝てるというのは幻想なのかもしれません。そのぐらい、勝てるEAというのは少ないと思います。私が言うのもなんですが、裁量トレードの方が勝ちやすいと考えています。
MT4でEAを設定する方法
XMの口座開設とMT4をダウンロード
まず、自分のMT4に運用したいEAをダウンロードしましょう。MT4をまだインストールしていない方は、先にMT4をインストールしてください。
XMのMT4を使ってみる。MT4にログインする手順から実際に注文するまでの流れをまとめてみた 自動売買をするにはFX業者の口座開設が必要です。当サイトでおすすめしているXMであれば、口座開設するだけで3,000円のボーナスを受け取ることができます。条件を満たせば、無料VPSをレンタルすることも可能です。
XMの無料VPSに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
XMの無料VPSサービスは活用できるか、自動売買トレーダーが検証してみたクリック
EAを準備したら、MT4を起動します。
EAをファイルにセットする。
１.ファイルからデータフォルダを開くをクリックします
２. データフォルダを開いて、MQL4というファイルを選んでください。
３. Expertというフォルダを開く
４. Expert（ex4/mpl4）ファイルを貼り付け
MT4を再起動する
MT4を再起動して、EAが表示されていか確かめましょう。
表示からナビゲーターを表示させると、EAを確認することができます。
EAを稼働させる
ナビゲーターに表示されているEAをチャート上にドラッグ＆ドロップします。EAを設定するときには、どの通貨のどの時間足に設定するかなどが決められているEAも多いので、仕様を確認しておきましょう。チャートに適用させたら、自動売買のボタンをクリックして自動売買を開始しましょう。
画面右上に表示されているように、最初は、右上のニコちゃんマークが笑っていない状態になります。この表記が出ている場合、EAは稼働していません。
画面左上のニコちゃんマークが笑顔になっていれば、自動売買トレードが正常に稼働しています。
以上で、自動売買の設定が完了しました。これで自動売買トレードができるようになります。
VPSサービスで24時間稼働させることも可能
最初の頃は、パソコンを稼働させて自動売買を行うのもいいのですが、自動売買を本格的に行うのであれば、VPSサービスに加入するのもいいでしょう。XMのVPSサービスは、月5Lotの取引量と残高が5,000ドル(50万円相当)以上の条件を満たせば、無料で使用できます。通常使用の場合には、月28ドルの使用料金が必要です。VPSサービズを申し込むには、XM内のVPSという項目から申し込みを行いましょう。
VPSを申込むと、別会社のBeeks からクラウドを設定するメールが届きます。手順に沿って、環境設定を行いましょう。解約する場合もXMのマイアカウント内から申し込みができます。1ヶ月に5Lot以上の取引があって、$5,000以上の残高がある場合には、パソコンがOFF状態でも勝手に取引してくれるので非常に便利です。
XMの無料VPSサービスは活用できるか、自動売買トレーダーが検証してみたクリック
EAの選定は自己責任で
EAには様々な種類がありますが、どのEAが良いのかというのはなかなか難しいところです。自分でバックテストなどをきちんと行った上で、導入するかを決める必要があります。最終的には自己判断で投資を行なっていくことになりますので、自動売買を行なっているときにも放置しないで、たまには様子を見て設定を見直しましょう。
慣れてきたら、自分でEAを作成するという方法もあります。少し敷居が高くなりますが、自分の手法などが確立されてきたら、EAを作ってみるのもいいかもしれません。
かなめ
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