XMでSTPとECNはどの口座?その特徴やおすすめとメリットデメリットまとめ

かなめ

XMなどの海外FX業者は、口座によってECNSTPという方式があるのをご存知でしょうか?

NDD取引を導入している海外FX業者は、ECNとSTP方式の2種類に口座タイプが分かれています。

ECNやSTPを説明する前にNDD方式などがわからない方は、こちらを先にお読みください。 DD方式とNDD方式の違いとは?XM(エックスエム)などの海外FX業者はどっち?

ECNやSTPなど意味不明なアルファベットを言われてもチンプンカンプンだと思うので、今回はそのECNとSTPの特徴や違いについて解説します。

ECN方式とSTP方式の違い

STP口座とENC口座の違い
口座種類STP口座ECN口座
板情報
気配値
透明性
スプレッド
取引手数料無料有料
約定力
リクオート(約定拒否)

XMにおけるECN(Zero口座)とSTP(スタンダード・マイクロ口座)の違い

XMにおけるSTPとECNの口座違い
口座種類STP(スタンダード)ECN(Zero)
最低入金500円2万円
最大レバレッジ888倍500倍
ドル円スプレッド1.6pips0.1pips
最小Lot0.010.01
追証なしなし
ボーナス口座開設・入金・XMP口座開設ボーナスのみ

ECN方式とは?

ECN方式とは「Electronic Cmmunication Network」の頭文字をとった名称です。日本語では電子商取引という意味になり、FXではインターバンク市場での取引になります。電子取引市場はインターネット上の「中立な取引を行う場所」であり、トレーダーからの注文は、直接電子取引市場に発注されて、その中で一番有益な価格とマッチングすることにより、価格が決定されます。

ちょっとわかりづらいですね。

簡単に説明すると『買いたい人間と売りたい人間がはっきりわかるシステム』になっています。そして、その注文した情報がブローカー(取引所)を経由せず、そのままインターバンクへと直接流されるので透明性が高いと言われています。

国内でのFX取引では、トレーダーの発注した注文はそのままインターバンク市場に出ることはほぼありません。FX業者が間に入って取引なども行われており、価格が決定します。トレーダーと海外FX業者に利益相反が起きないために、非常に透明性の高い取引です。

ECN方式のメリット

メリット
  • スプレッドが狭い
  • 板情報・気配値が見られる
  • トレードコストが安い

スプレッドが狭い

ECN口座では、海外FX業者がスプレッドに手数料を上乗せすることがありませんので、スプレッドは最小で0.0pipsから、広がった場合でも、0.数pips内で納まることが多いので狭いスプレッドを実現することができます。

注意
ECN方式ではスプレッドの代わりに取引手数料というのが取られ、XMでは取引の片道毎に0.5pipsほど取られます

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板情報・気配値が見られる

株式取引などを行なっている方は身近に感じるかもしれないですが、ECN方式は板情報などを見ることができます。ECN口座では、電子取引所取引で「買い注文」「売り注文」を市場参加者同士で出し合う仕組みとなっており、ECN口座を使った場合では、個人のトレーダーだけでなく、ファンドやFXブローカー、銀行、証券会社などの売買が絶えずマッチングされれており、市場参加者がどのような価格でどれくらいの注文を入れているのかという気配値や板情報を情報を知ることができます。

板の注文を見ることで、売り買いの様子を見ることができますので、買いの注文が売りの注文を上回っているようなことがある場合には、買いの注文が集まっているので、価格が上昇しそうだといった予測なども立てられますので、トレードに有益な情報が得られるでしょう。

インターバンク市場のスプレッドがそのまま表示される

ECN方式の場合はスプレッドの代わりに取引手数料が発生します。しかし、取引のトータルコスト的にみると、取引回数が増えれば増えるほど、トータル的なコストはSTP方式の口座よりECN方式の口座の方がお得になります。スキャルピングをする場合には、ECN方式の口座を使った方が有利な場合も多いです。XMの場合には、片道0.5pips(5ドル)の手数料がかかりますが、pips換算すると往復で1pips程度になるので、スタンダード口座と比べると手数料は安くなります。

ECN方式では、オークション形式で価格がマッチングします。売買の注文が合うと、注文はコンピューターによって即座にマッチングされて約定します。オークションの特徴として、自分の売り注文に対する買い注文があった場合には、すぐに約定します。一方、反対注文が少ない場合には約定せずにそのままの場合もあります。しかし、大口のカバー先(LP/リクイディティプロバイダー)も参加しているので、約定力は非常に高いと思います。

もちろん、流動性が極端に低くなる日本時間早朝を除きます。

スプレッドは最小というわけにはいきませんが、リクオートは発生しませんので、安定して取引することが可能です。

国内のFX会社などだと、スリッページが発生することもあるのですが、XMはそういったトラブルもありませんので、安心して取引できますね。XMではECN方式を採用した口座はZero口座になります。

Zero口座について、もっと詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

XMのスタンダード/マイクロ/ゼロ口座の違いは?おすすめはどれ?徹底比較してみた

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ECN方式のデメリット

 

デメリット
  • 入金額が多く設定されている
  • MT4では板情報を見ることができない

ECNのオススメ口座

STP方式に比べるとプロ仕様の口座になっているために入金額が高く設定されていたり、レバレッジが低く設定されていたりします。XMの場合では、ZERO口座はECN方式になっていますが、ゼロ口座の場合には、入金額も$100からとなっており、レバレッジは最大で500倍になっています。入金した際に発生するボーナスもZERO口座の場合にはない設定です。経験者仕様の設定であるといえます。

MT4では板情報を見ることができない

ECN方式のメリットとして、板情報が見られるという点があるのですが、MT4のプラットフォームでは板情報を見ることができません。

板情報を見るのであれば、「cTrader」という板情報が閲覧できる取引プラットフォームを使う必要ありますが、XMではMT4を使うようになっていますので、スプレッドの狭さはいいですが、板情報などは別の情報を得る必要があります。そういった意味では、XMでECN方式で取引するメリットは少し少なくなるかもしれません。

ECN方式を採用した取引所は正直、XMよりはTitanFXAXIORYをオススメします。XMはどちらかというとSTP方式よりの取引所となっており、TitanFXAXIORYなど板情報と気配値がみれる取引所の方がECNには向いておりますので、ぜひ一度使われてみてください

海外FX業者を徹底比較・レビュー!おすすめブローカーはXMだけでない!?

STP取引とは?

STP取引とはStraight Through Processingの略です。STP取引では、トレーダーが発注した注文をカバー先からマッチングできるものを見つけて、価格を決定します。

カバー先とは?
FX取引所(ブローカー)に為替レートを提示する金融機関のことをカバー先と言います。ブローカーは提携している複数のカバー先が出すレートを元に顧客へ提示しています。

カバー先は多い方がマッチングの可能性も多いので顧客にとって有利に働きやすくなります。しかしSTP方式の場合には、板情報や気配値は見られない取引方法になります。トレーダー同士の注文の照合だと約定しない場合などに備えて、流動性を確保する面からもSTP方式によって大手のカバー先から注文をマッチングさせることが可能です。STP取引の場合にはマッチングしないということはほとんどないでしょう。

STP方式のメリット

メリット
  • 流動性が少ない相場でも約定しやすい
  • MT4で不自由なく使える
  • 口座ボーナスを利用して取引できる

流動性が少ない相場でも約定しやすい

ECN口座に比べて、流動性が低い月曜の朝や金曜の夜中などでもSTP方式なら約定率が高いです。一応XMなどのブローカーを挟むことにはなりますが、そこで変な操作をされることなどはなく、カバー先から顧客にとって一番有利なレートを自動的に算出してくれるのでどんな相場でも対応ができます。しかし約定力については時と場合によって変わってくるので、ECNとSTPどちらが高いかは一概には言いづらいです。

MT4で不自由なく使える

ECN方式の場合にはどうしてもMT4が最適とは言いづらく、不便に感じる方がいらっしゃるかと思われます。その一方でSTP方式の口座なら、MT4のプラットフォームで不自由なく使うことができますので、初心者の場合であってもスムーズに取引できます。また、板情報などを見てもトレードにどのように生かしたらよいのかわからないといった場合やMT4以外のプラットフォームを使いたくない場合も、STP口座の方がオススメになります。

口座ボーナスを利用して取引できる

これは、XMのスタンダード口座を使っている特典になりますが、入金するごとに入金ボーナスなどが受け取れますので、ZERO口座と比較すると、スプレッドは広めですが、ボーナスを加味した取引ができますので、あながち不利ともいいきれません。取引回数が少ない場合やそれほど取引量が多くない場合には、入金ボーナスを利用した取引を行うことができます。初めて海外FX会社を利用するのであれば、まずはスタンダード口座から始めてみるのもいいでしょう。

STP方式のデメリット

デメリット
  • スプレッドが広い
  • ECNに比べて透明性が若干低い

スプレッドが広い

STP方式であるスタンダード口座を使っていて気付くのはそのスプレッドの広さです。このスプレッド分がブローカーの利益につながっているので仕方ないことなのですが、取引回数が増えてくるとこのスプレッド分のコストというのが大きくなってきますので、資金が豊富にあって取引コストをどうしても下げたい方はECN方式の方が無難になるかと思われます。

XMの場合は一度STP方式のスタンダードコースやマイクロコースを使われてもECN方式のZero口座に資金を移す、その逆も然りなのでどちらも使われてみて自分にあった口座で最終的にトレードするのが一番良い選択になると思います

注意
XMで資金を口座間移動するとボーナスは消えてしまいますので、その点はご注意ください。

ECNに比べて透明性が若干低い

ECN方式もSTP方式もどちらもNDD方式を採用していて、注文内容がきちんとインターバンク市場に送られるので国内のDD方式に比べると断然透明性は高いのですが、STPはECN方式に比べてカバー先銀行をブローカーが理論上は選択できる様になっているので透明性が少しECNに比べて劣ります。

STPのオススメ口座

STPのオススメ口座はやはりXMのスタンダードコースになります。レバレッジが最大888倍までつきますしMT4が使えて、ボーナスもたくさんつくのでスタンダードがオススメです。Zero口座だとどうしても最低入金額が大きくなる傾向があります。それに比べてスタンダードは最低5ドルから入金可能なのですごく使いやすいです。

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