【日本の金融ライセンスなしのXMは危険?過去には金融庁から警告も】
もくじ
XMは日本の金融庁から警告を受けているから危険?
XMTradingは金融庁から警告を受けているから危険な会社だという話があります。
実際に海外向けのXMの会社であるXM.COMは、2016年5月に金融庁から警告を受けています。
警告を受けているということは同じ系列会社であるXMTradingも危険なFX会社である可能性があるのでしょうか?
そこで警告の内容を詳しく見てみると、「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの。」という警告理由が書かれています。
これは簡単にいうと、金融庁への金融営業許可を取らずにインターネットを通じて、日本のユーザーにFX取引の勧誘を行っていたという内容になっています。
この警告を受けたのは、恐らく日本人に向けて日本語の公式サイトを開設したことも一因しているのではないでしょうか。
「XMは金融庁からの警告を受けているから使うのは危険だ!」と言われている方がいますが、警告の内容を見たところXMが危険かどうかとは関係のない内容になっていることがわかります。
また、これと同じ警告はXMTradingだけでなく他の大手海外FXでも受けているのが実情です。
そのため、確かにXMTradingは金融庁から警告を受けてはいますが、だからといって取引するのが危険なFX会社というわけではありません。
法律上の面からみても、自分の意志でXMTradingの口座を開設してFX取引しているのであれば何ら問題がないということになっています。
あくまで金融庁への営業登録なしでの勧誘行為が禁止されているだけなので、この点においては特に問題がなさそうですね。
XMは日本の金融ライセンスを取得していないから危険?
XMは日本の金融ライセンスを取得していません。
そのため、日本の金融庁の許可を得られていないということになるので、これを理由にXMの利用を危険視する方が多くいらっしゃいます。
しかしXMTradingは日本の金融ライセンスを「取得できていない」のではなく、「あえて取得していない」というのが事実です。
XMTradingが日本の金融ライセンスを取得していないのには大きな理由があります。
なぜXMTradingが日本の金融ライセンスを取得していないかというと、日本の金融ライセンスを取得すると、25倍という厳しいレバレッジ制限がかかってしまうからです。
XMの最大レバレッジは888倍ですが、日本の規制が適応されてしまうと25倍まで大幅に引き下げられてしまい、今のような自由度の高いサービスが提供できなくなってしまいます。
なので、あえて日本の金融ライセンスを取得していないことにより、日本のユーザーに888倍というレバレッジを提供できているのです。
XMグループ全体では日本の金融ライセンスこそ取得できていないものの、厳しい審査を受けなければ取得できないとされている英国金融行為監督機構(FCA)やキプロス証券取引委員会(CySEC)といった各国の金融ライセンスを4つも取得しています。
※日本向けのXMTradingは、セーシェル金融庁の金融ライセンス(FSA)を取得しています。
そのため、世界的にみるとXMTradingは非常に信頼性が高いFX会社であり、そのため開設口座数が100万口以上と、世界中のトレーダーに安心して利用されています。
XMに預けた資金は本当に安全なのか?
海外FXを利用するうえで最も不安に感じるのが、自分が預けた資金が本当に安全なのかどうかということです。
XMTradingでは特別な場合を除いて、まず出金拒否されることはありません。
特別な場合とは、複数の口座を使った両建て行為やAI搭載型の自動売買プログラムの使用、またアービトラージ行為を始めとするシステムの脆弱性をついた悪質な取引行為を行った場合のことです。
このような取引行為は禁止されており、違反した場合は利益の出金拒否や口座が凍結される可能性があります。
実際、過去において不正行為を行っていたトレーダーグループの口座が凍結され、利益が全て没収されたことがあるようです。
しかし現在のところ、取引ルールを犯していない限りXMTradingの事情で出金拒否を受けたという報告は今のところされていません。
通常の範囲の利用(スキャルピングも可)であれば、まず出金拒否されることはないので安心して入金することができます。
もし出金拒否された場合は、以下のことを確認してください。
・出金方法などの手続きに問題はなかったか?
・出金先の口座の名義は取引口座と同一か?
こちらの入力ミスなどで出金拒否(エラー)が発生することはよくありますので、その場合は慌てずにサポートに連絡を取りましょう。
XMの資金管理方法は「分別管理」
XMでは資金を分別管理しているので安全です。
分別管理とは、投資家から預かった資金とXMTradingが保有する資産を分けて管理すること仕組みのことです。
分別管理されていれば、自分の資金が誰か(債権者)の支払いに充てられることがなく、会社が万が一破綻した場合も資金の返還が行われます。
そのうえXMTradingでは規制機関による監督が行われているため、資金の不足がないかどうかなど毎年厳しくチェックされています。
XMはスイスフランショックにも耐えた実績がある
XMTradingでトレードしている限り、追証が発生する心配がまったくありません。
それはゼロカットという、口座残高を超えたマイナス分はFX会社が負担する仕組みがあるからです。
しかし中には、「実際暴落や急騰が起きたときにゼロカットしてくれる保証はどこにもない」とこの制度の信頼性について懸念を示されている方もいらっしゃいます。
ですが今回詳しく調査していくうちに、XMTradingのゼロカットはなんとスイスフランショック時でも問題なく機能していることがわかりました。
スイスフランショックとは、2011年にスイスの中央銀行によるフランの売り介入と為替政策の変更により起きたフランの暴落のことで、この暴落により多くのトレーダーが多額の追証を負うことになりました。
上記のような想像を超えた相場の急変動時でも、XMTradingでは問題なくゼロカットが機能していたという実績があるので、今後も安心してFX取引を行うことができます。
まとめ
XMTrading(XM.COM)は過去に金融庁から警告を受けており、現在のところ日本国内の金融ライセンスを取得していないことは事実です。
しかし、警告の内容や日本の金融ライセンスを取得していないのには理由があり、XMTradingが危険な海外FX業者だから警告を受けたというわけではありません。
むしろ、審査が厳しいFCAやCySECといった金融ライセンスを5つ取得しており、海外のトレーダーからの信頼も厚いFX会社です。
また、今のところ日本の利用者による出金拒否といった報告もありません。
XMTradingではトレーダーの資金は分別管理されており、何かあってもトレーダーの資金はきちんと返還されるようになっています。
その他にはスイスフラン時のゼロカットの実績など、安心できる材料が多くあります。
これまで海外FXに対して良いイメージがなかったという方も、初心者の方にはぜひ安心してXMTradingを利用できると思います。